【瀬戸内に暮らす】 谷川さんの「ぬくいん」
おひつの新しいカタチ
谷川木工芸さんの「ぬくいん」
お米文化の日本の食卓に欠かせなったお櫃ですが、今では炊飯器に変わり、保温機能が付き、何なら冷凍保存まで出来ます。便利な時代ですが、お櫃は先人の知恵が詰まった魔法の保存箱。
木が自然と呼吸してお米の水分をコントロール。一番良い状態を保った翌日の冷や飯は、保温機能付きの炊飯器にも負けません。それでもお櫃のまま電子レンジに入れられたらとっても便利ですよね。
すし桶製造所として昭和30年に創業してから、谷川木工芸さんは伝統の技術を活かしながら新しい伝統を作り続けています。良い物を残し、改良して新たな文化伝統にしていく…そんな想いで生まれたのが電子レンジ対応「ぬくいん」です。
讃岐の方言で「ぬくいん」とは「温かい」という意味。夜に炊いたご飯をおひつに入れて保管、翌朝電子レンジで温めたら、慌ただしい朝の食卓にポンと出すだけ。特殊な加工を施して仕上げ現代の暮らしにも寄り添います。昔の技術に新しい技術を合わせて暮らしを見守る工芸品です。
おひつ「ぬくいん」を使ったレシピ
=豆乳のとろとろスープ=
食材 | 作り方 |
豆乳(無調整) 200ml お酢 小さじ2 お醤油 小さじ2 乾燥エビ 少々 ねぎ 少々 ごま油 少々 |
①おひつに豆乳を入れ600Wで2分~3分温めます。 ②お酢を温めた豆乳に入れぐるっと混ぜます。 ③お醤油で味を整え、お好みで乾燥エビ、ねぎを入れ、 ごま油をかけて完成 ※焼いたフランスパンやお麩と一緒に食べても 美味しいですよ。朝食にもおすすめ! |
=タコの混ぜご飯=
食材 | 作り方 |
冷やご飯 2合 茹でタコ じゃこ お醤油 大葉 ごま
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①ご飯2合を入れたおひつに 茹でタコ、じゃこ、お醤油を入れて 混ぜ合わせます。 ②ラップをかけ、600Wで4分温めます。 ③細く切った大葉、ごまを入れて しっかり混ぜたら完成。 ※タコとじゃこの出汁が効いてますが、 お好みでお塩、お醤油をプラスして整えて! |
<おひつ「ぬくいん」お手入れ・ご注意点>
・乾燥を避け保管ください。
・ご使用前に水、またはお湯で湿らせてもらうとこびり付きを防げます。
・洗剤をご使用になる場合は、薄めた中性洗剤を使い、十分に洗い流して下さい。
・洗い終わったら、乾いた布巾でしっかりと水気を拭き取り乾燥させて下さい。
・十分に乾燥させ、片付けてください。
〈注意事項〉
※蓋は電子レンジ非対応です。レンジにかける際は蓋を外してご利用下さい。
※一度に600wで5分程度の温めにご利用いただけます。
それ以上のご利用は品質維持が難しくなる場合がございます。
※直射日光の当たる場所での放置、長時間水を溜めること
冷蔵庫、食洗機の使用は変形の原因になりますのでお避け下さい。