木と向き合い、辿り着くもの
加賀雅之





手仕事の跡はなるべくなら前に出ないように、 そっけないところで手を止める。 そんなイメージで木のものづくりを続ける、semi-aco 加賀雅之さん。








木工作家である加賀さんとの出会いは、cafe umieのオープンの頃。当時サラリーマンだった加賀さんはおつきあいしていた奥さんと一緒によくumieにいらしていました。










umieに並べられたさまざまなデザインの椅子やテーブルを眺めているうちに、家具の職人になりたかった夢を思い出し、ついに会社を辞めて飛騨高山で職人を目指すことになり、現在はご家族とともに岡山県美作市で作家として活動されています。

 







そんなうれしいご縁をいただき、いまでも家族ぐるみの長いおつきあいが続いています。加賀さんが以前展示会のために書いてくださった素敵な言葉があります。




多くを語らずとも、誇示せずとも伝わることがある。溢れ出るもの、こぼれ落ちるもの。そんな何かにこそ、人を惹きつける魅力が溢れている。umieにはそんな何かがある。自分にもあればいいと思う。溢れ出るもの、こぼれ落ちるもの。

共感しあえる加賀さんとの出会いを大切にしたいです。






今回、SETOUCHI LIFE DESIGN MARKETには、いつもの直線彫りとは異なる、オニグルミを使ったランダムな彫り(ナグリ)の作品を届けてくださいました。








黒染めされた大判の器は いつものお皿を受け止める 「器=アンダープレート」として作られています。 小鉢を沢山のせてお盆として、メイン料理の アンダープレートとして、ディスプレイにも活躍してくれそうです。




2021年8月6日~9月5日開催のSETOUCHI LIFE DESIGN MARKET 販売作品に関する記事です。



加賀雅之

1974年 京都市生まれ 大学を卒業後、東京と香川でのサラリーマン生活を経て、 2005年に岐阜県高山市の職業訓練校木工科に入校。 2007年に高山市にて木工会社に勤務しながら活動開始。 2012年岡山県美作市の古家に移住。独立、開房。 「どちらかと言えば工業製品に惹かれます。 手仕事の跡は、なるべくなら前に出ないように。 素っ気ないくらいのところで手を止める。 そんなイメージで、木のものづくりと向き合っています。」

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