ゆるり ゆらり ふわりcooking
さとうゆき
布作家 さとうゆきさんの作品は、日々の暮らしの中で、リズムや気持ちの変化があったとき、その時々に必要な形のアイテムがふと「こんなのあったらいいな」と頭に浮かんで、自然とカタチになるイメージで生まれます。
こちらの布製ポーチ「ころん」は、kitahama blue storiesの旅をテーマに開催した「旅・ふわり展」で生まれたバッグです。
バスの座席の引っかけにケータイと充電器を入れて 吊るしておけば快適に旅行が楽しめます。
ゆるり ゆらり ふわりと身軽に旅する気分をカタチにしたものです。
布製のブローチもとっても軽くって、手触りがやさしい優れもの。
今回届けてくださったゆきさん特製のエプロンも、暮らしの中でエプロンを身に付ける時間が長くなった頃、「朝一番に身に付けて、よしッ!と気合を入れるエプロンが欲しくなって」作られたそうです。
エプロンに求めるものは、丈夫で手触りが良く、気軽に洗濯ができること。どんな服にも合わせやすいプレーンな形だけど、身に付けた時にグッと気持ちが上がる工夫を忍ばせています。 エプロンの紐は正面ではなく、左側面で結ぶと、結び目が作業の邪魔にならず、また見た目もスッキリします。 ポケットの位置も物を入れても取り出しやすいように少し斜めにつけたり、小さなところにもこだわりを詰め込んでいるそうです。
今回はさらに私たちも大ファンのフードコーディネーター、みなくちなほこさんとのコラボレーションで生まれた特別な一品。料理を職業とするプロフェッショナルの視点から、こだわりがたくさん詰まった一枚。従来のエプロンより丈は長めに、ポケットの位置は斜めに付けることで中のものが取り出しやすいように仕上げられています。
首周りのヒモはスッキリ細めに、腰回りのヒモはしっかりと固定できるように太めに設計された、細部のこだわりで気持ちが上がり、丁寧にお料理を楽しみたくなる魔法のエプロンなのです。
麻100%で手触りや着心地が心地いい。今回はデザインマーケットの会期中のみ、特別に全9色の中からオーダーいただけます。
おうち時間が長くなった今、お料理やお掃除の時間をゆきさんのエプロンでお楽しみください。
さとうゆき
1970 高松市生まれ
1989 高松工芸高校美術科卒業
1993 多摩美術大学美術学部彫刻科卒業
帰郷後結婚。「子どもに着せたい服がないなぁ」と思ったことで、布を触りはじめる。暮らしに必要になった布ものを作りつつ、彫刻家の夫の手伝い・子ども造形教室「アトリエNiño 」の先生もしている。
http://www.y-koubou.com/